第73回定期演奏会 A.ペルト"幸い"
Cond.:柳嶋耕太
Org.:山口綾規,
撮影:白石隆暁
ようこそ横浜合唱協会のホームページへ
横浜合唱協会のホームページにお越しくださり誠にありがとうございます。私たち横浜合唱協会は、毎週土曜日、横浜に集まって、バッハを中心に、おもに西洋の合唱曲を楽しんでいるグループです。オケ付きの大曲からアカペラの曲、宗教曲や世俗曲、ルネサンスから近現代まで、幅広くチャレンジしています。50年以上の長い歴史を持ち、2020年には70回目の定期演奏会を開催することができました。
バッハやブラームスなどの合唱曲は、言うまでもなく西洋の文化のなかで生まれたものです。歌詞はドイツ語やラテン語であり、内容は西洋の人々の宗教観や精神文化の表現です。したがって、私自身、それを充分に理解することは難しいように思えますし、実際、きちんと内容を理解して歌っている状態だとはとても言えません。にもかかわらず、これらの音楽は数百年の時を越え、文化の違いを越えて私(たち)を捕らえて離さない力を持っています。私たちは忙しい日常のなか、時間を割いて練習会場にかけつけます。そして、先生の合図のもと譜面に従って声を出します。その声が仲間の声と重なって空間が声で満たされると、目に見えない不思議な何かが私たちを包みます。そしてそのなかで何かとても大事なことに気付かされる、そんな瞬間が訪れます。“私は生かされているんだ”と。
柳嶋耕太先生には2018年からご指導を仰いでいます。先生は私たちの手を引いて、私たちが今まで見たことのない美しい世界・素晴らしい世界へ導いてくださいます。「こんな素敵な世界があるんだ」と、練習のたびに心弾む体験をさせてくださいます。柳嶋先生はそんな特別な力を持ったマエストロです。そのような先生の指導のもと不朽の名作を仲間と共に歌う、週に一度のこの贅沢な時間は、気が付けば私にとってすでに生きる支えとなっています。
ホームページをご覧になってくださったあなたも、もしよろしければ私たちの仲間に加わってみませんか。
横浜合唱協会 代表:天ヶ瀨 圭三