Yokohama Choral Society
-横浜合唱協会-

2002年ドイツ旅行私的道中記8月10日

第二次ドイツ旅行道中記(速報版・8月10日)

8月10日(土) 3日目

ライプツィヒ(晴)

今日はいい天気。少し時間が遅いため、朝食にも余裕があり、皆比較的ゆったりとしている。

が、今日は遅刻できない。早めに教会へ移動する。街の中は昨日と異なり、見事に休日モード。人出が多く、しかもリラックスしているし、飲食店が出している屋外の椅子やテーブルも増量・パワーアップされている。

そんな状況の中を抜け、1時間前に現地到着。しかし、教会内ではオルガンの練習中のため、聖歌隊の段には上がれず。集合及び体操を教会外南側で行なうにはあまりにも恥ずかしい(それだけ人出が多い。なにせ新バッハ像があるし)ので、仕方なくメンデルスゾーンの作った旧バッハ像前で体操(写真)。もしかしたら、新手の宗教集団に見えたかも?

一応体操を終えて教会内へ。今日はさすがに観光客が多い(写真)。八尋先生の指揮でメンデルスゾーンから練習開始。そんな中、ビラーさんが登場(写真)。いつも色々とご配慮いただきありがとうございます。いつもの調子でジョークを交え、緊張している我々をリラックスさせてくれます(写真)。オルガンとコントラバスの方がみえてからは、バッハの曲を練習。そんなこんなで2時間は思いの外早く過ぎて練習終了。ビラーさんから一言があり、3時から演奏会(写真)。その隙に教会前のカフェコンチェルト(前回・今回共に合唱協会関係者は非常にお世話になった喫茶店)でエネルギー補給(写真)。Sopの1部はやたらと行動が早い。どうも食べ物が絡むと気合いが一層違う。後発の1名到着、間に合って良かった。

そして、会衆入場。思いの外多くの方が入って来られます(写真)。かなりのキンチョーモード。おまけに合唱団横にも入って来る会衆がいるなと思いきや、なんとトマーナとそのご家族(写真)。まさか真横だったとはと(写真)、キンチョー係数急上昇!!! トマーナといえば、今回の教会内の録音もトーマス教会にある録音施設を使わせていただきました。使うにあたって、トマーナ11年生のコツァネッキ君が協力してくれました(彼はいつもトマーナの録音担当だとか)。ありがとうございます。

今回の演奏は形式の上ではMottete(モテット)となっているのでミサの形式で進められてゆきます。牧師さんの言葉で始まり、まずベーメ氏によるクーナウのオルガン演奏から、ってこれが意外に長い。何名か気持ち良く夢の世界に行きかけた。ヤバイ! そしてLobet(BWV230)から緊張の出だし。リハで楽器と張り合うなと釘をさされたが、少し効果はあったのだろうか? メンデルスゾーン(Op.78-1,2)はかなり八尋先生も盛り上がっておられたように思うし、男声も頑張っていた。レーガー(Op.138)はいつもよりハモっていたと思う、かたまって歌うので他のパートがよく聞こえるせいか? 下で聴いていた関係者が良く響く割にパートが混乱せず聴こえた、と言っていた。

演奏が終ってから、ビラー氏及び旧姓レーゼラーさんより簡単に講評。ビラー氏はいつものように、ユーモアのある話ぶりで楽しませてくれます。その中、いきなりペッツオルト氏も現れひとしきり(写真)。そのうえブロイティガム氏まで登場!(写真) アンナベルクでよろしくと、またひとしきり(写真)。体調がすぐれないとのことですが、とにかくよろしくお願いいたします。また、お大事にされてください。

それから、メールで事前に連絡をいただいた早混OBの方も見えて、八尋先生と談笑されていました。何と、マーストリヒトから600kmをお友達の車で見えたそうで。あたしゃ、てっきり飛行機か鉄道かと思っていたから、ヨーロッパのスゴさを感じたりして・・・。

また、ある会員のおフクロ様は和服で会衆席に。あちらの方々にはどのように写ったのでしょう? ちょっと興味がある。ご本人曰く、日本の夏のように湿度が高くないので、着ることが苦にならないと、涼しい顔で自然体。

そのような中、齋藤さんはペッツオルトさんとの打ち合わせ等でてんやわんや(写真)、通訳兼ドイツ語雑用係をありがとうございます。

ついでに、昨日に引き続き本日も結婚式。偶然そのお二人を拝見しましたが、お二人とも美男美女で思わず見取れてしまった(写真) (写真)

ここで思わず再度実感したのが、トーマス教会って観光地なんだ、ってこと。大型の観光バスが次から次へと入れ替わり立ち替わり来て、観光客をトーマス教会とその周辺へ供給してゆく。いやぁ、すっごいですね。まぁ、大バッハの聖地(それだけではないにしても)なんですから当たり前なんですが、今更ながら感心してしまいます。

夜になったらまた雷雨。今晩到着予定の女性トリオの飛行機ちゃんと着くかなぁ。こちらだから、強引に飛んでしまうのか?

さらに、この雨の中、一部の団員が某超有名ケラーに溜っているらしい。飲むのは良いけど、帰ったら濡れ鼠でしょ。

そして、夜遅く3人が着く。しかし、な・なんと! 飛行機に同乗しているはずだった彼女ら全員のトランクが届かない!! どこへいってしまった!!? つづく

パトリの独り言 今日の演奏会について

とにかく歌いやすかった。聖歌隊席は狭いので各パートが寄り集まるので・日頃聞きにくいパートもよく聞こえる

1つのパートが固まるため音もまとまりやすいような感じ。トーマス教会で八尋先生の指揮で歌うのは初めて。

テンションの上がった先生の指揮についていくのはとても楽しい。相変わらずの所を注意されるのはちと辛い。

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