Yokohama Choral Society
-横浜合唱協会-

2002年ドイツ旅行私的道中記8月14日

第二次ドイツ旅行道中記(速報版・8月14日)

8月14日(水) 7日目

アンナベルク(雨)

今朝はブロイティガム氏の案内で近郊散策。10時に教会前に集合(写真)して2時間程度を予定した散策とのことで約50人が参加(写真)。ブロイティガム氏は歩くのが速く、思いのほか皆付いて行くのは大変(その割には皆のんびり歩いていた(写真))。途中増水で道路の端が崩れていたり、川の増水跡があったりで、この雨のひどさを再度実感。約1時間で目的地の鉱山博物館(正式名称は後日確認します(写真))に到着。トロッコに乗って坑道内へ(写真)。非常に涼しい(って言うよりかなり寒い。何せ、息が白い)坑内を約600m進み下車。ここで坑内を案内人の方が案内してくれる(写真)のですが、こちらも多人数で時間もあまりない。仕方なく1時間かかる説明コースを約半分で終わるようお願いしたが、向うの方の興が乗ったのかしっかり1時間かかってしまう(写真 写真 写真)。それを見越してたのか、バス1台を急遽お願いしてあり、帰りの上り坂を歩かなくて済んでかなりみんなホッとする。(日本ぢゃフツーいきなりのバス手配は無理だよネ)。ちなみに、ブロイティガム氏はオルガンの練習があるとかで、先におひとりで路線バスに乗り戻られた、とか。

坑内は見学のため、色々と工夫を凝らしてある。実際の坑内の明るさも体験(当然、すっごく暗い)。また、採掘の機械も動かして見せてくれるが、コレが激しい騒音で耳がヘンになるかと思ったほど。本当に大変な仕事だったんだと実感。この大雨でかなり坑道の中の水位が上がっていたようで、(それのことかどうか解らないが)翌日この鉱山跡がテレビに出ていた。地元でもかなりの観光スポットらしい。

急いで戻って、14時にアンネン教会前に集合して指定された練習場所へ移動。その練習場所までがけっこう距離があり、しかも丘の街なので上り下りが続き、朝に引き続き少し疲れたかな? 練習場所は小さな教会(附属の施設?)でした。そこで約2時間練習。

ホテルに再び帰り、歌うための用意をして、アンネン教会で17時(写真)からリハーサル(写真)。この教会の非常に長い残響にも慣れ、声も出たところで、意外にあっけなく終りになってしまった。ブロイティガム氏もその程度の練習でいいのか?、と言ったとか言わないとか。

とにかく、19時20分に着替えて集合。入場の仕方等を聞くが、先方との連絡がうまく取れずバタバタしてしまう。

教会の中はけっこう寒く、特に女声はブラウス姿で、一層寒い(カイロ装備者も)。例の水害の為もあるのか聴衆も少なく、ただでさえ広い教会が一層広く見える。そんな中、教会区の代表のドレクスラー氏から挨拶をいただき、演奏開始。Lobet,Regerと進み、ブロイティガム氏のオルガンでフーガの技法、そして合唱でメンデルスゾーンとブロイティガム氏作曲のハレルヤ、再び氏のオルガンでメシアンの作品。そして最後の合唱のDer Geistを歌い終ってからの長い残響、長い沈黙。ドレクスラー氏から一言あるものと八尋先生と合唱団は思っていたので、妙に長い静寂。仕方なく一応退場すると、拍手をいただき、何とか終ることができる。

終了後に記念撮影。先方の了解を受けて、ストロボを使っての撮影。普段はストロボ・フラッシュ撮影禁止なので、あまり盛大に焚かないでと齋藤さんは気をもんでいた(写真)。

そして、教会をあとにして(写真 写真)ホテルへ戻りレセプション(写真)。浴衣姿の会員も投入され、華を添える(写真)。ブロイティガム氏(写真)、ドレクスラー氏(写真)からご挨拶をいただく。ドレクスラー氏曰く、通常のコンサートでは演奏者が退場すると聴衆もそのまま帰るとか。それは先に言って欲しかったカナ。そして、八尋先生よりお言葉(写真)。ここで、某会員が地元の売店で見つけた絵葉書にアンナベルクの歌が載っていたので、初見でこれを歌うことに(写真)。が、見慣れないドイツ語。実はこれエルツゲビュルゲ方言だそうで、それではと納得、何せ齋藤さんが全く訳せない。それを歌ったら今度は日本語の歌も、とのご要望が。箱根八里をア・カペラで歌うがご満足いただけなかったので、急遽ミニ追分を歌うことになり、打ち合わせなしで歌う(写真)が、これがかなり受けた様子。珍しくご機嫌のブロイティガム氏(そー言えば、2000年にお会いしたときからこんな笑顔をは見たことはなかったなぁ(写真))はその後退席され、それでお開きとなりました。で、あとの引きは早い。何せ、明朝は早いもので、ってもう日付が変わっとるやんけ!!

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